学習day6
アトミックベクトル
アトミックベクトルは、単純なデータのベクトル。前に作ったdieオブジェクトがそれにあたる。
アトミックベクトルは1個の値から作ることもできる。
アトミックベクトルは6種類のデータ型を認識する。
①double(倍精度不動小数点数)
doubleは桁数の大きい小数を入れられることができる。
0.0000000000~...などの割り切れない数値はdouble型で格納した方が良さそう。
小数点以下の桁があってもなくても格納することができる。
die <- c(1,2,3,4,5,6) die ## 1 2 3 4 5 6 |
②integer(整数)
整数、すなわち小数部のない形で書ける数値のこと。
現場で整数型を頻繁に使う必要はないとのこと。
Rでは数値の後ろに大文字のLを続けると整数を作ることができる。
int <- c(-1L, 2L, 4L) int ## -1 2 4 |
逆にLをつけなければ数値を整数として保存されない。
つけない場合は、doubleとして保存される。
③character(文字)
クォートで囲まれた文字または文字列を入力
text <- c("Hello, "World") text ## "Hello" "World" |
④logical(論理値)
TRUEまたはFALSEの真偽値
3 > 4 ## FALSE |
⑤complex(複素数)
⑥raw(バイナリ)
本に「これらの方を使うことがあるかどうあはきわめて疑問」と書かれているのでパス
属性
属性とは、アトミックベクトル(任意のRオブジェクト)に追加できる情報のこと。
①名前
数列の各要素に文字をつけることができる
die <- c(1, 2, 3, 4, 5, 6) names(die) <- c("one", "two", "three", "four", "five", "six") ↑これでdieは名前属性をもつ
die ## one two three four five six ## 1 2 3 4 5 6 ↑名前はベクトルの実際の値に影響を与えない
die + 1 ## one two three four five six ## 2 3 4 5 6 7 |
②次元(dim)
アトミックベクトルをn次元配列に変換できる。
dim(変数) <- c(行数,列数)
dim(die) <- c(2, 3) die ## [,1] [,2] [,3] ## [1,] 1 3 5 ## [2,] 2 4 6 |
行列
行列を作るには、matrix関数に行列に再構成するアトミックベクトルを渡し、さらにnrow引数に数値を渡して行列の行数を定義する。
nrowではなくncolを指定すると、行列の列数を指定できる。
m <- matrix(die, nrow = 2) m ## [,1] [,2] [,3] ## [1,] 1 3 5 ## [2,] 2 4 6 |
デフォルトでは列ごとに値を並べていくが、[ m <- matrix(die, nrow = 2, byrow = TRUE) ]のようにbyrow = TRUE 引数を指定すると、行ごとに値を並べることができる。
配列
明日は配列から勉強する