いかおくら自習室のブログ

普段の学習内容などのアウトプット用のブログです

抽出法の種類

・層化抽出法(層別抽出法)

層、つまり母集団の比率と同じ比率で標本を抽出すること。

母集団の年齢30歳以上と未満と分け、30歳以上が4割、未満が6割だった場合

同じ4:6の比率で標本抽出するのが層化抽出法。

 

クラスター抽出法(集落抽出法)

母集団をクラスター(集落)に分け、そのクラスターの中から複数クラスターを無作為抽出。

抽出したクラスターにおいて全数調査を行うこと。

例えば、大学生の学力を調査する際に、全国の大学からランダムに複数校選出。

その選んだ大学に学力テストを行ってみる。など。

 

・多段抽出法

母集団をグループ分け。またその中から無作為抽出でグループを選ぶ。

この作業を繰り返して、最後のグループから標本を無作為抽出すること。

例えば、全国から都道府県を無作為抽出、そこから市区町村を無作為抽出、、、みたいな。

 

・系統抽出法

集団横並びにしてインデックスをつけ、最初に選ばれた対象から等間隔で対象を抽出すること。

 

・二相抽出法

層化抽出したいけど母集団の比率が分からないとき。

一番最初に取ってきた標本から比率を出して、次に層化抽出を行うこと。