いかおくら自習室のブログ

普段の学習内容などのアウトプット用のブログです

G検定学習記録_人工知能をめぐる歴史と動向

G検定の用語などまとめておきます。 フレーム問題とか参考書に良く書かれている有名なものなどはすっ飛ばしています。 個人的に問題集解いていて間違えたところや、覚えた方が良さそうなところだけピックしてますm(__)m

第1~3次AIブームの内容をまとめようと思ったら、総務省がいい感じにまとめてくれていました。

人工知能(AI)の歴史

他に試験に出そうな用語をまとめておきます。

第一次AIブーム系

用語 解説
チューリングテスト ある機械が人工知能かどうかを判定するテスト
ELIZA 人工対話システム。定型の質問文しか作成できなかった。
PARRY 基本的なプログラムはELIZAと同様。ELIZAとの会話も実現した。*1
中国語の部屋 英語しか分からない人が、誰でも中国語で回答できるマニュアルを使うと、「その人が中国語を理解できている」と判断されてしまうこと
STRIPS 探索の手法を用いて解けるタスク。プランニングと呼ばれている。前提条件、行動、結果を記述して行動計画を立てる。
SHRDLU テリー・ウィノグラードが開発したプランニングシステム。積み木の世界にある物体を動かせる。

第二次AIブーム系

用語 解説
エキスパートシステム 知識ベースをもとに質問に答える。MYCINが感染症の診断に使われ、DENDRALが未知の有機分子に使われた。
オントロジー エキスパートシステムのコストを解決するために生まれた方法論。知識を他の人と共有して活用ができる。ヘビーウェイトオントロジー、ライトウェイトオントロジー
シンボル・グラウンディング問題 コンピュータが記号を現実世界の概念と結びつけることができないこと。シマウマ問題。

第三次AIブーム系

用語 解説
AlexNet 2012年、ILSVRCの画像分類タスクで優勝。ReLUを導入、複数のGPUで並行して学習、overlapping poolingで過学習を軽減。
シンギュラリティ AIが人間の知能を超える時点。1993年ヴァーナー・ヴィンジによって提唱。レイ・カーツワイル2045年にシンギュラリティが来ると主張。ヒューゴ・デ・ガリスは21世紀後半に来ると予想。イーロン・マスクは危機感を持ち、OpenAIを設立。スティーブン・ホーキングは人類の終焉を意味するかもと述べている
AlphaGo 囲碁プログラム。棋士に勝利した。

その他

用語 解説
人工知能レベル1 シンプルな制御プログラム
人工知能レベル2 探索と推論で複雑なふるまいが可能
人工知能レベル3 機械学習
人工知能レベル4 ディープラーニング
モンテカルロ法 ランダムにゲームを行い、その勝率によって選ぶ手を探索する手法